トレッキング 屋久島

屋久島トレッキング紀行 GW その6

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5月3日 鹿児島観光 そして、帰還

5月3日 天文館の朝

本日は勝手にツアーの最終日。
晴れ時々曇りっぽいが雨はふっておらず、6連勝間近。(笑)

朝食がついていたので、しっかりと朝食を食べたのち、
チェックアウトまで時間があるので、部屋に戻って今日の
プランを練ってみる。

※こちらの記事は以前運営していたサイトにて2009年に作成したものを再アップしております。
 現在の状況とは異なる内容も含まれているとは思いますが、旅のご参考にしていただければ幸いです。

チェックアウトはAM10:00、そして、飛行機の出発時刻はPM7:40。
さて、この10時間ほどある自由時間をどう使おうかを考えてみた。
(つか、最終日は時間だけ確保していて、詳細は全く練っていなかった私。
「まあ、なるようになるさ」と、ガイド本を開いたのは、当日の朝。笑)

浮かんだのは以下の二案。

【なにする?案】
①ガイド本に載っていた「カゴシマ シティービュー」という周遊バスで
カゴシマの名所をめぐる。
②ホテルの宿泊特典としてついてきた近所のサウナ券を使って、
鹿児島空港に向かうバスに乗る直前までまったりする。

以上の二案が浮かんだが、お互いにデメリットがあった。

【デメリット】
①エンジョイしすぎたせいで疲れており、真剣に観光する気が全くない。
ぶっちゃけ、超基本的なコースだけおさえておきゃ、それでいい。(単なるヘタレ)
②営業時間はPM13:00から。チェックアウトから少なくとも3時間は
どこかで時間を潰す必要がある。(本末転倒)
あと、もらったサウナ券は3時間以上は別料金とられる。

ということで、これらのデメリットをかき消すべく以下の案で行くことにした。

【決定事項】
AM10:00〜PM 1:00 カゴシマシティービューで超基本コースのみ攻める
PM 1:00〜PM 4:00 サウナでまったりする
PM 4:00〜PM 5:00 天文館から鹿児島空港にバスで移動
PM 5:00以降       鹿児島空港でテキトーに時間を潰す

いやぁ〜、我ながら、ヘタレ感バリバリの隙間をぬったプランが完成。

以上のプランでゆる〜〜〜〜く、そして、ぬるぅ〜〜〜く進めることにする。
(ということで、ホームページ上もはしょって、はしょって、はしょりまくります。笑)

さあ、ヘタレプランに沿って出動です。チェックアウトを済ませたあと、
天文館にあるカゴシマシティービューのりばに向かう途中に、
5月6日で閉店する鹿児島三越デパートのさよならセールに並ぶ人たちを
見かけた。

タクシーの運転手さんが「あれもこれも無くなって、さみしくなりますよ。。。」と
言っていたのを思い出し、開店1分前だったので、この群れに突入して、
三越に入ってみた。(笑)

入ってみたのはいいが、何を買うという目的もなく入ったので、
ふらぁ〜っと、中をのぞいて見た程度である。

もともとネットで安く買い物をする私なので、デパートのセールの値段に
そんなにお得感を感じなかった。というか、私のような輩が増えたせいで
こういうことになっているんだろうなと、ちょっと胸が痛かったが、
時代の流れであり、人の考え方も、テクノロジーも、ともに進化する
ものなので、しょうがないのかもしれない。

と、朝っぱらから珍しく、まじめな考え事をしつつ、店を後にした。

5月3日 天文館→城山展望台

天文館でカゴシマシティービューにのり、一日乗車券を買った私は、
名所といわれる城山展望台になんとなく、行ってみることにする。

バスを降り、展望台に向かう。

展望台からは、桜島と鹿児島の町並みが見下ろせる。

そして、すぐにバスのりばに戻り、次に来る周遊バスを待つ。
(この周遊バス、特に時刻表もないようで、いつくるのかタイミングが
さっぱりわかりませんでした。20分に1本くらいの間隔らしいですが。)

5月3日 城山展望台→仙巌園

城山展望台をからバスに乗り、仙巌園(せんがんえん)に到着。

ここがどういうところかも、ろくに知らずに入るのも気が引けるが、
ガイド本にかいてあったので、とりあえず、来てみた私。
(よくわかってないので、写真のみで、サックリいきます。笑)

 

5月3日 仙巌園→ドルフィンポート

仙巌園をものすごい勢いで観たあと、再びカゴシマ シティービューに乗って
最後のターゲットである「ドルフィンポート」に向かいます。
(今度来ることがあったらちゃんと調べてからきます。失礼しました!笑)

ここが、鹿児島ウォーターフロント「ドルフィンポート」
海が見えるショッピングモールです。

ショッピングモールなので、特に何を買うわけでもない私は、昼食でも
食べていこうかと思いましたが、ファミリー&カップル全開であり、
おひとり様が入って御飯をたべるような感じではなかったためパス。
うなる桜島を背に天文館へと向かった。

5月3日 ドルフィンポート→天文館

ドルフィンポートから天文館まで周遊バスに乗れば、すぐなのだが、
いつくるかわからんバスを待つのもめんどうなので、歩いてみた。

歩いていると、こんなものを発見。

よくわからんが、腹が減っていたので「チーズにくまき」を食べてみた。
看板の派手さほど、感動は無かったが、昼食を食べていなかった私には
ちょうどいい感じのボリュームだったので、素直に
「おいしゅうございました。ごちそうさまでした。」
であった。ちなみに、「宮崎名物」らしい。(笑)

5月3日 まったりサウナ

天文館にPM1:00ちょっと過ぎについたので、早速サウナに入館。

昼間っからサウナに入り、そして休憩室で爆睡というパタンを繰り返していた私。
(まさか旅行先のサウナでまったりするなんて、考えてもいませんでしたが、
遊びつかれた私には、このまったり感がちょうど良かったです。笑)

まったりしまくっていたら、あっという間にPM4:00。

ちゃちゃっと着替えて、鹿児島空港行きのバス停に向かった。

5月3日 天文館→鹿児島空港

バス停にはすでに空港行きのバスが停まっていたので、
荷物をトランクルームに預けて乗り込んだ。

まもなく、バスは発車し、2日間お世話になった天文館を後にした。

鹿児島市内から高速道路にのり、約1時間で鹿児島空港に到着。

空港内に入り、しばらく時間があるので、おみやげ屋をうろつく。
今日、自宅に帰ってから、お疲れ様晩酌をするために、
焼酎とつまみを物色し、ゲット。

あとはやることが無いので、デッキにでてみたり、ふたたび、おみやげ屋を
うろついてみたりで、時間を潰す。

で、本日の夕食として、シメは「黒豚メンチカツカレー」を喰らい、
搭乗口へ向かった。
(なぜか、上高地トレッキングあたりから、旅の最後の食事は
カツカレーが定番になりつつある、今日この頃。笑)

5月3日 鹿児島空港→自宅

搭乗口に着いてから、しばらくすると、搭乗案内がアナウンスが流れ、
機内に搭乗。

機内から外をみると、ポツポツと雨が降り始めていたが、
鹿児島を離れる今、降っていたとしても、全く影響はないので、
勝手にお天気選手権の6戦全勝を決めた。(笑)

と、そんなことを考えていたら、まもなく飛行機は離陸。
お世話になった鹿児島に「ありがとう。」の想いを送り、
一路、羽田へと向かう。

サウナで爆睡しまくっていたのにも関わらず、飛行機の中でも爆睡。
あっという間に、2時間のフライトが終わり羽田に到着。

「あ〜あ、帰ってきちゃったよ、俺。」

と思いながら、横浜駅YCAT行きのバスに乗り込み、まもなくバスが出発。
バスは首都高の湾岸線に乗り、無機質な工場群を横目に一路横浜に向かう。

30分ほどで、横浜駅YCATにバスは到着し、横浜駅から電車にのりかえ、
最寄り駅で降りた。

散々、山を歩き回ったくせに、恒例かのごとく、徒歩でたった15分の
自宅までの道のりを、何の躊躇も無くタクシーに乗って自宅に帰還(笑)。

そして、5泊6日の長くて短い楽しい旅は終わった。

最初は何も考えずに決めた旅でしたが、終わってみると
なにからなにまで用意されていたかのような絶妙なタイミングと
楽しい時間、そして、安らげる空間を与えてもらったことに
御礼を言いたいです。

今回も、すっげ楽しかった。いろいろな人・物・事に感謝です!!

ありがとうございました。

エピローグ

今回は、トレッキングだけではなく、普通に旅を楽しむというコンセプトの元、
勝手にツアーを組み、久しぶりにロングな日程で一人旅に出たわけですが、
改めて旅の楽しさを再認識することができました。

また、今回のトレッキングに向けては、新たな装備追加はしておらず、
トレッキングをはじめてから今までに揃えた装備の数々が十分な
役割を発揮してくれたので、快適なトレッキングを楽しむことができました。
改めて道具の大事さを知ることができました。

以上のように、今回の旅は、新たなことを求めて行ったわけではなく、
今までの時間の流れを振り返るという大事な旅でもあったんだなぁ〜と
思い、常に前を向いて進むことも大事だが、ときどき振り返ってみること
の大切さを学びました。

今回のようにGWのような大型連休でもない限り、5泊6日という日程での
旅にはなかなか行けないのですが、自分を振り返るというイベントを兼ねて
今後もできる限り、旅に出てみたいと思う今日この頃です。
(って、オサイフとの相談が一番難しいところなので、コツコツと旅費でも
積み立ててみようかと思う今日この頃です。というか、今回がんばりすぎた
ので、しばらくはオサイフの充電期間にしたいと思います。笑)

これを読んでくださっている皆さんも、「旅」に出て、なにかを振りかえる時間を
作ってみてはいかがでしょうか?
(私は一人ものなので自分自身を振り返りますが、パートナーがいるかたは、
「二人の歴史をふりかえる。」だったり、家族もちのかたは、
「家族との歴史をふりかえる。」だったり、いろいろあると思います。)

以上ですが、恒例の「今回の旅で得た教訓」を並べてみたいと思います。

一つ、交通手段と宿をおさえておけば、あとは自動的に何とかなる!
(たぶん、たまたま、だと思う。笑)

一つ、山登りは目標が大きければ大きいほど、帰りがつらい!
(縄文杉への往路と復路のテンションの落差が凄かったので。。。笑)

一つ、やっぱ、島はイイ!!日常生活に疲れたら島に行け!!
(のんびりと非日常を味わえば、心も体も元気になる。)

一つ、見知らぬ土地のいい飲み屋は、地元のタクシー運転手に聞け!
(もしくは、太田和彦さんの番組でチェックする。←マニア向け)

一つ、すべての人・物・事に対して感謝の気持ちを忘れるな!
(これはいつでも必要なので。)

ですね。この教訓を生かして、次回のトレッキング旅行に行きたいと
思います。

以上、ご清聴ありがとうございました!!
(ぉぃぉぃ、プレゼンじゃないっつーの。笑)

 

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