トレッキング 九州

九州トレッキング紀行 GW その2

更新日:

4月29日 国見ヶ丘・幣立神社・阿蘇 烏帽子岳・阿蘇 内牧温泉

4月29日 国見が丘の大統領

運がよければ、眼下に雲海が見えるといわれている国見ヶ丘に行こうと
決めていた。昨夜の時点では、「雲海が見えなくても、日の出は見よう!」
と考えていたが、6:00に目が覚め、外に出た時点で、はい、このとおり!!

※こちらの記事は以前運営していたサイトにて2010年に作成したものを再アップしております。
 現在の状況とは異なる内容も含まれているとは思いますが、旅のご参考にしていただければ幸いです。

もうすでに日が昇っていた。(そりゃ、さすがに6:00過ぎてりゃ、、、笑)

まあ、雲海の気配もないが、せっかくなので、国見ヶ丘に向かおうと、
駐車場に向かう途中、昨日、観光夜神楽でご一緒させていただいた
Sさん御夫婦が国見ヶ丘から戻ってこられた。

そこで少しお話をさせていただいたが、御夫婦は雲海は見られなかったが、
日の出を見てこられたようであった。(こんな時間に行こうとしている私って。。。
ん〜〜〜、お恥ずかしい。笑)

車に乗る前に奥様から、ポンカンをいただいた。(ありがとうございます。
旅って、こういう、なにげない人の優しさを感じることが多くて、とっても
癒されます。年齢に関係なく旅仲間に出会えたというような感覚が素敵です。)

※こちらの記事は以前運営していたサイトにて2010年に作成したものを再アップしております。
 現在の状況とは異なる内容も含まれているとは思いますが、旅のご参考にしていただければ幸いです。

日が昇ってしまっていたが、いつも会社に行くときよりも、早起きであり、
快晴の下、かなり清清しい朝の空気を浴びながら、国見ヶ丘に到着。

さすがに、人がほとんどおらず(って、時を逃してしまったせいかもですが。。笑)
これまた、ほぼ貸切の状態の空間を散策させていただいた。

そして、国見ヶ丘と呼ばれるこの地から、この方たちが見下ろすその先には、
雲海が、、、

はい、まったく、ございません。(笑)

運がよければここに雲海が現れるとのことであるが、時期的には秋がベスト
らしい。(宿のオーナーさん曰く、何週間か前に雲海がでたとは言っていましたが、
かなり確率は低いよと言っていたので、なかなか、タイミングが難しいのでしょうね。)

雲海は見えないが、せっかくなので、付近を散策して、朝の空気を楽しむことにし、
ぶらぶらとあたりを歩いてみた。(ざっと写真をば。)

しばらく、散策し、帰り際、大きな木を、ボォ〜〜〜ッと見ていたら、
急にお腹が痛くなってきて、大きなものが、私を呼びはじめたので、
併設されている”大きなものをお出しする施設”に掛けこみ、
ここ数ヶ月では1番の”快心の一撃”をヒットさせて、宿に戻った。
(表現が遠まわしだ。笑)

さて、宿に戻ると、ちょうど朝食の時間となっており、さっそく、
朝食を頂いた。(朝ご飯としては十分すぎる品揃えでした。
そして、何よりお米がおいしい。直接農家から仕入れているとの
こと。)

食堂には、Sさん御夫婦がおられ、昨日撮っていただいた写真を私の自宅に
送ってくださるとのありがたい御好意に甘え、私の連絡先をお渡しし、
Sさんからも連絡先をいただいた。(住所交換なんて、10年以上も前に
バイクのツーリングによくいってた頃以来です。「旅」してるなぁ〜って、
実感が沸いてきました。)

ちなみに、私の下の名前とSさん夫婦の息子さんの下の名前が漢字はちがうが、
一緒であると、奥様からお聞きし、これも何かの御縁なのかもしれないな〜と
勝手に思っていた私。(いつか、御縁があればまた、どこかで、お会いすることも
あるかもしれませんね。笑)

そんなこんなで、Sさん御夫婦やオーナーさんとお話しつつ、食事を終え、
「お気をつけて、よい旅を」というような挨拶をお互いにかわし、
私は部屋に戻って、荷物を整理。

国見ヶ丘荘のオーナーさん御夫婦、そして、旅先で出会えたSさん御夫婦に
感謝しつつ、チェックアウトをし、車に乗り込んだ。

※夜神楽の写真を、Sさん御夫婦の旦那さんが送ってくださったのですが、
後日、写真だけではなく、Sさん御夫婦が今回たどった旅の経路とみどころを、
私が次回くるときの参考になればということで、観光案内風にまとめて
ファイリングしたものとして送ってくださいました。感謝です!(以下です。)

たった1度だけ、旅先で出会っただけの私にたいして、ここまでして
くださるなんて、「ありがとうございます。」という言葉しかでてこない
くらい感激でした。
(即、お礼のお手紙をお出ししようとかとも思いましたが、せっかくなので、
このホームページが完成してから、ちゃんと返信しようと思っています。
〜執筆中のコメント〜)

4月29日 幣立神宮(へいたてじんぐう)

国見ヶ丘荘をあとにした私は、昨晩、ふと、

「そういえば、パワースポット案内的なホームページに、幣立神宮ってあったなぁ〜」

と思い出し、ネットで検索したところ、高千穂町から、阿蘇に向かう途中に
立ち寄れる距離にあることがわかったため、急遽、幣立神宮(へいたてじんぐう)
行くことに決定。

ということで、やってまいりました、”幣立神宮”へ

駐車場に車を停め、そこから、ぶらりと、軽いトレッキング気分で爽快な空気の
漂う杉林に囲まれた道をすすむ。

しばらく進むと神宮の入り口に到着。

幣立神宮について入手した情報をいくつか並べてみると、

・ここ、幣立神宮は高天原神話の発祥地、そして、日本有数のパワースポットで
あるとのこと。高天原(たかまがはら)とは日本神話の天上界を言い、
天照大神(あまてらすおおみかみ)須佐之男命(すさのおのみこと)
めぐる神々の物語の舞台。

・TVで紹介され、かなり有名になったパワースポットである長野県の
分杭峠(ぶんくいとうげ)という名はきいたことがあると思うが、その
分杭峠は中央構造線とよばれる地球の断層上にあり、この断層付近は
ゼロ磁場といわれ、異なる地層のエネルギーがぶつかり合うパワースポット
であり、ここ幣立神宮も中央構造線上にある。
(中央構造線、ゼロ磁場についての詳細はネットでしらべてくださいね。笑)

・世界の人類を大きく五色に大別し(五色人)、その代表の神々が根源の
神の広間に集まって地球の安泰と人類の幸福・弥栄、世界の平和を祈る
五色神祭という儀式が行われる。この祭典は、遙か太古から行われている
世界でも唯一の祭典とのこと。
五色人(ごしきじん・いろひと)というのは、地球全人類のルーツとなった
黄人(日本・中国・モンゴル系)
赤人(ユダヤ・アメリカインディアン・アラビア・エジプト等)・
青人(北欧系)
白人(ヨーロッパ系)
黒人(アフリカ・インド等)
という五大人種の総称のこと。

と、ざっと並べただけでも、以上のような履歴をもつが、実はあまり知られて
いないようでもある。
(こういう場所であることを知ってしまうと、なんだか興味が湧いてきませんか?
そう、そんなことさっぱり知らなかった私ですが、昨晩ネットで見つけた情報を
みて、ワクワクしながら、来てしまいました。本当は今日のメインは阿蘇トレッキング
だったんですが。笑)

さっそく、手を清め、参拝に向かう。
(写真と多少の説明をつけておきます。詳しいことはネットでしらべてね。笑)

御神木「高千穂」
・伊勢の内宮と外宮の前にある御神木

伊勢の内宮(いせうちのみや)
幣立神宮でいう「伊勢」とは、万世一系の「一世」であり、
すべてのモノやコトは、ここに始まり、ここに帰るといわれている。

・「天神木」と言われる御神木

大野神社
健磐龍命(たけいわたつのみこと)のお宮。阿蘇開拓の神様として
阿蘇地方には数々の神話が語り継がれている。

西の宮(水神宮)

・お宮ではないが、意味深い言葉が刻まれたお地蔵さんたち。

・本殿の裏手にある「東御手洗社」への参道

双子杉等の御神木の横を抜け、参堂を下る。

参道をくだっていくとそこには、鳥のさえずる、のんびりとした田園風景が。
(なんか、すごく落ち着く景色です。)

東水神宮(東御手洗社)

東御手洗(ひがしみたらい)
向って左手の竹筒から流れ出る水と右手の竹筒から流れ出る水は味
違うが、どちらもおいしく、この御神水を汲みに来るかたも多いとか。

水玉の池

この池は、太古より八大龍王様の鎮まる聖域で、この地を荒らすと
日本全国に風水害が起こるとされている。また、神代の昔、皇孫「
饒速日命(にぎはやひのみこと)」はこの池の水を持って全国主要地を
浄められたとされ、中国始皇帝は「不老不死」の霊薬をこの神水に
求められた とも伝えらているとのこと。

そして、この田園風景の中で、しばらくボォ〜〜〜っとする。

[耳を澄ませば]
※↑このリンクを押すと音声ファイルが再生されます。(動画の代わりに楽しんでください。)

田んぼの周りをぶらついていると、おたまじゃくしとサンショウウオ(?)が
のんびりと過ごしていた。

田んぼを後にし、さっきとは別ルートで本殿方面に戻る。

トレッキングに行くと、よく遭遇する、マムシグサを発見。
(この方、日本全国どこででも会いますのぉ〜。)

しばらく、ボケェ〜〜っとしながら歩いていたら、やたら奥行き感のある、
眺めのいい場所にたどりついた。

よ〜く、見てみると、そばに鳥居と立て札があり、なにか書いてある。
「天下無双 世界無比 高天原」
〜この景観のように、大きな志をもって、歩き出しましょう〜

と書かれていた。

そう、ここから見える場所が、天照大神と同じく、私が興味をもっていた場所、
高天原(たかまがはら)だった。

この、のんびりとした空気(波動?)の中、「そうだね、大きな志だね。」
思ったが、なにを志すかをいまだに見つけられずに人生の旅をしている私は
「まだまだ、見つけられないかもね。」と、しばらくここで自問自答していた。

さて、ふたたび本殿方面に向かって歩き出す。

途中、幾つもの枝や幹が幾方向に伸びる杉の下を歩く。
やさしい風が吹き抜ける道を、只々、ボケェ〜〜っとしながら進む。
。風水でいえば青龍が通り抜ける「龍道」がここにあります。

五百枝杉(いほえすぎ)

再び本殿周辺に戻ってきた私は、先ほどお参りしていなかった場所に
足を運んだ。

東の宮
天児屋命、風の宮大神、雨の宮大神、火の宮大神が祀られている。
天児屋命は祝詞や言霊、出世の神様。そして、風、雨、火の大神様は
自然界の発動源を司る神様であり、阿蘇の地を、風を起こし雨を降らせ
火を燃え上がらせ、永年に渡りご守護される神様とのこと。

伊勢の外宮(いせさとのみや)

一通り参拝させていただき、十分な時間”ボケェ〜〜〜”っとさせて
いただいたので、「ありがとうございました。」の気持ちとともに、
幣立神社を後にした。

(ちなみに、後で知ったのですが、国道を挟んで向かい側には
西御手洗という場所があるそうです。全く気づきませんでした。)

4月29日 ハイパードライブ2

旅行前の計画にはなかった幣立神宮の参拝であるが、かなりの時間を
あの心地よい空間ですごしたが、そういえば、今日はトレッキングをする
予定であったことに気づいた。

いつもなら、トレッキングというと、そこそこ朝早い時間にでかけて
いくのだが、今日ばかりは、午後からの開始となりそうである。

まあ、焦ってもしょうがないので、のんびりと音楽でも聴きながら、
ドライブを楽しむ。

 九州トレッキング紀行 全工程ドライブルートマップ

・今回はモバイルグッズの一環として、お車お便利グッズも持ち込んでいた。
(iPod Touchの音楽をFMトランスミッタでFMラジオに飛ばしつつ、
USB出力付き3連シガーソケットで充電も可能。まるで自分の車ばり。笑)

[耳を澄ませば]
※↑このリンクを押すと音声ファイルが再生されます。(動画の代わりに楽しんでください。)

相変わらずハイパードライブとはほど遠い、スーパーのんびりドライブを楽しむ。

4月29日 阿蘇 草千里・烏帽子岳トレッキング

本日、登山予定の烏帽子岳(えぼしだけ)を一望できる、阿蘇 草千里の駐車場に
到着。車をとめて、装備を整え、本日のトレッキングを開始。
(手前が草千里と呼ばれる草原。そして、その奥にあるのが烏帽子岳)

今回の旅でのトレッキングは2日間と決めており、2日とも阿蘇のどこかに
上ろうと漠然と考えていた。でもってトレッキング初日は、徹山倶楽部お得意の
”がっつりゆるめ”コースを、昨晩、チョイスしたところ、ここ、阿蘇 烏帽子岳に決定。

 阿蘇トレッキング 平面マップ
  ◆2D 鳥帽子岳・草千里ルート GPSログ
 阿蘇トレッキング 立体マップ(180度回転)
  ◆3D 鳥帽子岳・草千里ルート GPSログ

(購入したままほとんど見ていなかった登山ガイドには4段階評価で
”体力度:2、危険度1”とかかれており、かなり、ゆるそうだったので、
”慣らし”として、あっさり決定しました。しかも、昨晩。。。。笑)

左には、噴火口と中岳・高岳が見えます。

で、さっそく、駐車場をまたいだ道の向かい側にわたり、草千里に入る。
草千里はファミリーがホリデーをエンジョイするプレースとなっており(無駄な和製英語。。。)
乗馬もできるようである。(「いっそのこと、この馬にのって、頂上まで。。。」とすこし思った私。)

トレッキングに来ておきながら、馬にのっててっぺんまでは、さすがに、
登山好きのかたがたにぶっとばされそうなので、ちゃんと歩く(あたりまえだ!笑)

さて、ここで注意しなければならないものがあることに気づいた。
それは、あちらこちらに、地雷のようにお供えされている”馬糞”
である。

乗馬ができるエリアだけあって、当たり前のように、あちらこちらにおられる。

綺麗な景色をみつつ、足元をみつつ、ちょっと踏んじゃったりなんかして、
そして、草に靴底をこすり付けてみたりなんかして、楽しんでみたりした。
人はそれを”スリグソ”という。いや、そういっているのは私だけである。

そんなこんなを楽しみながら(楽しむといっても、馬のウ○コ踏んでは、
”キャッキャ、キャッキャ”という話ではありません。笑)、登山道に向かう。

・草千里にて、スタート時の状態

しばらく、草千里の中をとぼとぼと進む。

ちょっと花なんかを撮ってみる。

そして、ついでに、馬糞なんかも。。。。。。。。。。って、撮りません!(笑)。

まあ、草原の真ん中で、私自身、彼らを放つってーのも、開放的で
なおかつ、趣があって、いとおかし。と思ったが、急な差込み等で
追い込まれない限り、それはしないでおこうと心に近い先に進む。

登山道に入たが、ちょっと時期が早かったのか、緑が少ない。
なんか、秋のような感じのみちを、エッコラエッコラと地道に登る。

時々人とすれ違うが、途中には見所的なものが、なんにもねっす。
そして、時間はゆっくり流れてるっす。あっつーまに半分くらいきたっす。

って、そうこうしていたら、頂上についちゃったっす。

阿蘇 烏帽子岳 1337m
2010/04/29 14:08 到着。草千里を眺める。

頂上には、だぁ〜〜れも、いないので、ここでちょっと、景色を堪能してみた。

「わぁ〜〜〜い、アゲハ蝶だぁ〜〜〜。あははははぁ〜〜〜」

「わぁ〜〜〜い、火山だ、火山だぁ〜〜〜。あははははぁ〜〜〜」

さってと、ふざけるのはこれぐらいにして、以下は、本日のターゲットに
なりかけた杵島岳。さらに何にもなさそう。。。。。こちらを選んで良かったかも。

牧場? のどかな風景がそこに広がっている。

しばらく、そこにいようかとおもったが、景色も「す、すげぇ〜〜〜!」という
ほどではなく(時期がよければそうなのかもしれませんが。)、
午前中の幣立神社で相当満足していた私は、あっさりと、下山することにした。

下りも、だぁ〜〜〜れもおらず、貸切状態。
せっかくなので、荷物をおろして、ちょっと、寝てみることにした。(笑)

・今回のトレッキングのメインギア(ポール兄弟、タクティカルバッグ、20Lザック)

しばらくの間、寝そべりながら空を眺めつつ、ボ〜〜〜ケェ〜〜〜っと
したのち(今回もボケェ〜ッとしまくり。つか、いつもなのかもしれない。)、
傾斜がゆるくなった道をトボトボと下る。

そして、草千里に戻ってきた。 地雷をよけながら、駐車場に向かう。

ファミリー&カップルが集う中を、きったね〜格好した私が行く。
(山から下りてきて、しかも、ポール持ったままだったので、ちょっと
恥ずかしい感覚を持ちながら、駐車場に向かいました。
草千里のあたりは登山者を見かけませんでした。そういうものなのか?)

以上で、本日のトレッキングは終了。「おつかれ、俺。」(と自分で自分を
ねぎらう一人旅。笑)

いやぁ〜、徹山倶楽部史上、もっとも、ゆるめのトレッキングだったかも。

で、トレッキングを終えて気がついたが、そういや、国見ヶ丘荘で朝飯くった後、
昼ごはんも食わずにトレッキングしていたので、相当、腹が減っていた。

しょうがないので、何か口に入れようと思い、

「おばちゃん、いきなり団子、一つ!」 ということでいきなり団子を食い。

「すいません。牛串、一つ!」 ということで牛串を喰らい。

と、ちょっとずつ、ちょっとずつ、食ってたら、余計腹が減り、トドメに

桜丼(馬肉どんぶり)をかっ喰らう。

いやぁ〜〜、喰った食った。喰いすぎて耳がおっきくなっちゃいそうなくらい喰った。
どうせ、今晩は、夕食無しで宿をとっているので、「ま、いっか。」ということで、
喰いすぎの自分を許す自分がそこにいた(ややっこしいなぁ〜。)。

トレッキングも終えたし、腹もいっぱいになったし、あとは宿に行って、
昼間っから、温泉にでもつかってみっぺがなぁ〜。ということで、
荷物を片付け、車に乗り込み、一路、阿蘇 内牧温泉へと向かった。

阿蘇の山を車で降りる途中に、でかい字でイカと胴体に書かれた
赤牛が目に飛び込んできた。
(思わず車で突っ込みそうになったよ。マジで。笑)

「なんじゃ、こりぁ。」と思っていたら、あちらこちらに、胴体に黒い字が
書かれている赤牛を見つけた。中には”旅館〜”と書かれたものも
いた。よぉ〜〜〜く、考えてみたところ、これは、宿や店の名前の
ようで、最終的には、その宿や店の食卓に並ぶということではないか?
という結論に達した。

そして、私の頭の中には、ドナドナが流れていた。


4月29日 阿蘇 内牧温泉散策

本日から二日間お世話になる阿蘇 内牧温泉のホテル角萬に
チェックイン。お一人様なのに、8畳でさらに奥には、おくつろぎスペースが!
しかも、部屋に風呂もついてるし。(ふるいっちゃ、ふるいけど。宿としては
全く問題ないレベル。)

おそるべし、角萬。一人旅史上、まれに見ぬ上級コースである。(安いのに。笑)

15:00過ぎにチェックインしたので、相当ゆったりとした時間を過ごす。
(おくつろぎスペースからの眺めはこんな感じです。阿蘇五岳を眺める
雄大な景色がそこに。。。。。つか、いいんでしょうか?この好条件。
いつもは宿から忌み嫌われるお一人さまなのに。笑)

雄大な景色を眺めつつ、源泉掛け流しの貸切風呂があるときいたので早速
貸しきらせていただき(6種類あり、空いてる場所を好きに使えるシステム)、
岩風呂(風?)を満喫。

やばい、やばすぎです。素敵すぎです。 ナイス角萬!ばっちこい!

ゆっくりのんびりしたせいで一気に疲れがでてきて、眠くなったので、
夕飯時まで、しばらく眠った。(なんて、贅沢な一日なんでしょう。
一生こうやって暮らせたら、幸せ・・・なわけないか。間違いなく飽きるね。笑)

小一時間ほど眠ったところで、布団敷きの方がやってきて目が覚める。
そして、あっつーまに、布団を敷き終わった。 その布団を見た瞬間。
「あ、こんなところに、お布団がぁ〜〜〜。」と、もう一眠り。

しようと思ったが、寝てばっかいられないので、晩御飯を求めて、
夜の内牧温泉街に繰り出す。

・宵の明星と内牧温泉街(?)

ホテルにあった地図をもとにぶらついてみた。
地図にはものすげ〜近そうな書き方してあったが、
歩いても歩いても目的地にはたどり着かない。

1〜2kmくらい歩いたところで、やっと夕飯代わりに一杯のめそうな店に
入り、焼酎を引っ掛けつつ、馬刺しをいただいたが、お目当ての
からし蓮根がなかったので、早々に切り上げた。
(って、そんなに食いたかったのかい!笑)

つか、熊本の飲み屋で置いていないこともあることを知り。ちょっと意外。

さて、一杯引っ掛けほろ酔いで目も見えなくなってきたところで、

からし蓮根を求めて、さまよい歩く。

ン〜〜ンン〜♪ ンンンン〜♪ んん? ん?
ォェ、ゥォエ〜、ウォエェェェ〜〜ゲロゲロゲロゲロ・・・・

(って、そこまで飲んでないっつの。笑)

途中、”あげたて手作り からし蓮根”と店先に書かれた居酒屋を
発見し、ふらりと入った。やっと、からし蓮根に出会えたが、あげたてを
食ったところ、からしが強烈で、頭蓋骨の前の辺りからなにか出そうなくらい
からく、頭皮から汗がどっちゃりでてきた。

「ん〜、効くねぇ〜、こんちくしょう!」と思いつつ芋焼酎のロックで流し込む。

うまっ! 辛っ!  うまっ! 辛っ!  うまっ! 辛っ! ・・・(リピート)

こんな攻防をくりひろげ、芋焼酎のロック2杯で戦いに終止符を打った。

店員さんと、その店のなじみの客と少々お話をした後、店を出ることにした。
宿まで結構距離があるので、迷いそうだが、そこまで酔っ払ってはいないので、
大丈夫なはず。

少々お話したお客さんが「わかんなくなったら戻って来くれば、おくるぶぁい。」てな
感じのことをいってくれたが、さすがに、「それじゃ〜よろしくぅ〜」とも言えないので、
礼をいい店を出た。

ちょっとご陽気になりながら、帰りの道をとぼとぼとあるく。
(夜景モードにしてもうまくとれませんでした。せっかくなんで、
酔っ払いモードの画像として使ってみました。笑)

そして、宿に到着。

部屋に戻り、酔っ払いつつも、翌日のトレッキングターゲットを決め、
眠りについた。(ルート選択が間違えであることも気づかずに・・・・)

おやすみなさい。

この旅で行った場所たち一覧 (2010年4月29日現在)

パワースポット
トレッキング
温泉
天岩戸神社
阿蘇 烏帽子岳
高千穂温泉
高千穂神社
阿蘇 内牧温泉
高千穂峡
国見ヶ丘

<<前のページ 1 2 3 4 5 6 次のページ>>

 

-トレッキング, 九州

Copyright© おためしまする。 , 2024 All Rights Reserved.