トレッキング 屋久島

屋久島トレッキング紀行 GW その4

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5月1日 屋久島一周ドライブ

5月1日 屋久島エアポートホテルの朝

二日間のトレッキング工程を終え、今日は一日、レンタカーを借りて
屋久島の海っぺりをのぉ〜〜〜〜んびりドライブすることにしていた。

予約をしていたレンタカーショップの方がホテルの前まで迎えにきてくれるとの
ことだったので、チェックアウトリミットぎりぎりであるAM10:00にホテルに
着ていただく段取りである。

屋久島についてからの朝は初日はAM3:30起床、二日目はAM7:00起床
と、朝ゆっくりしていることがなかったので、今日は朝食を予約せず、
チェックアウトリミットぎりぎりまで、朝風呂に入りつつ、のんびりとしていた。)

そして、AM10:00ちょっと前にフロントに行くと、すでにレンタカーショップの方が
迎えに来てくれていたので、さっとチェックアウトを済ませ、送迎の車に乗せていただき
レンタカーショップに向かった。

※こちらの記事は以前運営していたサイトにて2009年に作成したものを再アップしております。
 現在の状況とは異なる内容も含まれているとは思いますが、旅のご参考にしていただければ幸いです。

5月1日 ニッポンレンタカー→枕状溶岩

レンタカーショップにつき、一連の説明を受け、予約していた車を
お借りすることに。

ここで、ちょっぴり嬉しいお知らせがあり、私が予約していたのは軽自動車で
あったが、当日、すべて貸し出し中となってしまったようで、1ランク上の
小型普通自動車を同じ値段で貸してくださるとのこと。
(これまた、ラッキーでした。なんか、今回のツアーはツいてますね。感謝)

早速、車に乗り込み、予定通り、屋久島を右回りするコースに向かって出発!

で、今回、私の相棒を勤めてくれるのはこの方です。

スズキのソリオというワゴンRをベースに全幅・全長を拡大し、
普通自動車登録とした軽自動車派生のコンパクトカーである。
(って、ネットで調べたら書いてました。笑)

もともと一人旅だったので、軽自動車で十分だと思い、予約していたのだが、
ランクアップしてもらったおかげで、ゆったりとしたスペースで、かなり快適な
ドライビングを楽しめそうだ。

出発して最初に向かったのは、「枕状溶岩」である。
(本日も晴天であり、屋久島にきてから、負け無しの4連勝っす。
勝ち越しました!伝説の雨男だった徹山は、もうここにはいません。笑)

枕状溶岩とは

→水中で溶岩が流れると、溶岩流の表面が水で急冷されるために、
チューブ状にのびた独特のかたちで溶岩が積み重なっていき、
断面で見ると、俵や西洋枕が積み重なっているように見えるので、
枕状溶岩と呼ばれているとのこと。(写真にあるような、コロコロとした
俵のような形の岩がそうだと思います。つか、たぶん、そう。笑)

反対側の山の方をみると、なにやら、怪しげな雨雲がでていました。
海側はばっちり晴れていますが、山側はたぶん雨が降っていると
思われる雲でした。
(成り行きで決まってしまった旅行日程だったのですが、
日程の選択も相当ラッキーだったと思われます。
今日、トレッキングしてたら、確実に雨に当たっていましたね。
これまた、感謝。)

さて、トレッキング時はあまり花をを撮影する機会がなく、
ほとんど花の写真はありませんでしたので、名前も知らないですが、
そこに生きている小さな花たちを撮ってみました。
(風が強くって、ピンボケがほとんどですが。。。。)

5月1日 枕状溶岩→安房港

枕状溶岩を後にして、次に向かったのは安房港です。

なぜ、ここに来たかというと、明日乗る予定の帰りの高速船トッピーの
時間変更をしようと思ったからです。

5月2日に鹿児島に渡る予定で、屋久島にギリギリまで居たいがために
宮之浦港 PM4:20発(指宿・種子島経由)で鹿児島に渡ろうとしていましたが、
レンタカーをAM10:00に返さなくてはならないことを考慮してなかった私。

今になって、レンタカーを返した後、6時間も何をしようかと再度考えてみたところ、
なぁ〜〜んにもなかったのでここにある高速船のりばの窓口に行って、
安房港 PM1:30発 に変更していただいた。

(山側は完全に雨雲に覆われていますね。海側は全然問題なしです。)

その後、ガイド本にでていた、安房港付近の「れんが亭」で
昼食をいただくことにした。

昼食は、ガイド本にでていたオススメの「屋久島定食」とし、
+350円で白御飯を「とりめし」にコンバート。

(とりめし、鹿肉の刺身、とびうおのマリネ、山菜盛合せ、鹿豚牛の焼肉セットです。
ここ二日間で破損した筋肉を修復すべく、おいしくお肉をいただきました。
って昨日の晩も肉でしたけど。笑)

5月1日 安房港→トローキの滝

昼食を終え、安房港を後にして、トローキの滝に向かう。

ガイド本のとおりに進むのも、ちょっともったいない気がしたので、
このまま真っ直ぐ進まずに寄り道して行こうと思い、何も考えずに
信号を左折。

ふらぁ〜〜と車を走らせていると、海の香りがしてきて、行き着いたのが
「春田浜海水浴場」

海水浴の時期ではないので、だぁ〜れもおらず、波の音以外の音はなく、
と気持ちのいい海風が吹いていて、最高の癒しの場になっていた。

ここに車を停めて、しばらく、ぼぉ〜〜〜っとする。

心も体も緩んでいく感じをあじわいながら、しばし休憩。
(とにかく、海の音しか聞こえず、誰も居ないあの空間。最高でした。)

[耳を澄ませば]

しばし癒された私は、再び予定していたコースに向かって、来た道を戻った。
(車もあまりいなくて、のどかな道をゆっくりと進む最高のドライブ日和です。)

予定のコースに戻り再び、車を目的地にはしらせ、「トローキの滝」に到着。

トローキの滝

→落差は6m(干潮時は8m)。海に直接落ちる滝は全国でも2箇所しかなく、
とても珍しい滝とのこと。鯛之川の赤い橋とモッチョム岳を背にした景観が
素敵です。

5月1日 トローキの滝→尾之間温泉

トローキの滝を後にし、ひとっ風呂浴びに「尾之間温泉」に向かった。

尾之間温泉

→約350年前、地元の猟師に鉄砲で撃たれた大ジカが、傷を癒したと
言い伝えられる温泉で、現在は集落の人々の憩いの場。
入浴料:大人200円・子供100円 温度49度
単純硫黄泉(効能/リュウマチ・神経痛・婦人病)

タオル・石鹸を持参で入浴してきた。熱めのお湯が私にはちょうど良く、
すこしの時間であったが、気持ちよく入浴させていただいた。
(雰囲気は地元の人が集まる温泉と言う感じで、あまり長居は
してられなそうな感じでしたが、居心地が悪かったわけではないです。
つか、200円で温泉入れるって、ありがたいですね。)

5月1日 尾之間温泉→粟生港

尾之間温泉を後にし、のんびり車を走らせたいたら、景色が綺麗な牧草地
が見えたので、ふらっと立ち寄ってみた。

海と山と牧草地

さて、再びコースに戻り、栗生港に向かった。

栗生港に向かった理由は、「海中展望船まんぼうⅡ」に乗ることが目的である。

海中展望船まんぼうⅡ

→船の床に設けられたガラス張りの窓から、サンゴ礁や熱帯魚、
キビナゴの大群を観賞しながら周遊する。所要時間は約35分。

海中鑑賞を楽しみにしながら、栗生港に到着。「いい天気だぜぇ〜。」

「さってと、まんぼう号にでも乗るとしますかぁ〜〜〜。」
と、思って、乗り場に向かうと・・・・・・

なんか様子がおかしい・・・

「本日は、海上時化(しけ)の為、全便欠航とさせていただきます。」

とのこと。がっくりと来た私は、「欠航」ではなく「決行」の間違いではないかと
なんども読み直したが、そんなはずもなく、間違いなく「欠航」。

「ま、時化なら、どうしようもないね。」と思い、栗生港を後にした。

5月1日 栗生港→屋久島灯台

栗生港で肩透かしをくらった私は、そのまま西部林道に向けて車を
走らせた。

途中、山肌が一部でている場所を見つけたので、車を停めて撮影。
(こんな感じの場所を他でもいくつか見ましたが、地すべりでしょうか?)

さらに、車を先に進め、「大川の滝」に到着。

大川の滝(おおこのたき)

→屋久島で最大級の滝であり、 照葉樹林と粘板岩の崖を落ちる
落差88mの滝。 日本の滝100選にも選ばれており、 大きさ、
水量ともに数ある屋久島の滝のなかでも最大級を誇る。

[耳を澄ませば]

大川の滝を後にし、西部林道に入る。

西部林道
→屋久島で唯一、海岸線から世界遺産に登録されている道。

で、森林の中を走るのだが、対向車が結構くるので、
景色を見つつというよりは、窓全開で空気を楽しみながら淡々と
車を走らせるという感じで、緑の空気を沢山吸わせていただく。

※西部林道での写真はありません(ひたすら走ってたので。笑)

西部林道を抜けてまもなく、屋久島灯台に到着。

屋久島灯台

→口永良部島と屋久島の間を通過する南方航路の重要なポイント。
灯台の光は今もなおその役割をまっとうし続けている。
とのこと。

灯台付近からみた一湊方面
(JALの機内誌風な感じの絵を撮ってみようと思いましたが、
さすがに、カメラーマンではないので無理っすね。笑)

5月1日 屋久島灯台→永田いなか浜

屋久島灯台の次に向かったのが、ウミガメの産卵地である、
「永田いなか浜」である。

永田いなか浜

→島内一のウミガメ上陸数を誇る、およそ1kmにわたる白砂の海岸。
ウミガメの産卵シーズンは5月から7月にかけて。
とのこと。

ウミガメに会えたわけではないが、この美しい景色に会えただけでも
癒される。

5月1日 永田いなか浜→一湊漁港

永田いなか浜でしばらくのんびりした後は、一路、宮之浦に向かうのみ。
途中、景色が良かったので、一湊港で車を止め、再び、ぼぉ〜っとしてみた。
(一湊には特になにがあるというわけではないのですが、なんとなく。)

以上で、屋久島1周ドライブの工程はほぼ終了。

今回立ち寄った場所は、数ある名所の中で、ほんの一部であったが、
のんびりと車を走らせつつ癒されるという、素敵なドライブであった。

ふたたび、屋久島に感謝しつつ、本日の宿がある宮之浦にむかった。

5月1日 一湊漁港→宮之浦

一湊を後にして、宮之浦に向かう途中、みやげもの屋に立ち寄ったのち
(持ち歩くの面倒なので、車があるうちに買っておこうと思って。)、
本日の宿である「ホテル縄文」に到着し、早速チェックイン。

ホテルというよりは旅館風の宿です。

窓の外には、初日に散策した宮之浦川付近の景色が望める。

しばし、休憩したのち、明日からの移動を楽にするために、荷物整理を開始。

トレッキング装備一式と洗濯物をザックがパンパンになるまで無理やり詰め込み、
フロントに持ち込んで宅急便で送ってもらう処理を済ませた。
(さすがに、でかいザック背負いつつ、キャスターバッグを引きずって移動する気力は
ないので、速攻、宅急便で送りました。離島なので、宅急便代が相当高いかと
思いきや、意外とかかりませんでした。)

5月1日 宮之浦の夜3

本日も夕食無しで宿を予約しているので、夕食がわりに
近所の居酒屋で焼酎飲みつつ食事をするため、外に出た。
(カメラも携帯すらも忘れてでたので、この晩の写真は
ございません。つか、読んでもらうとわかりますが、
たいしたこと無かったので、なくってもなんら変わりなしです。笑)

1軒目はガイド本にでていた居酒屋に向かい、カウンター席で
焼酎飲みながら、普通に御飯ものと串焼きをいただいた。
同じカウンター席のならびで、ベロンベロンに酔っ払った
地元のおっちゃん連中が大声で騒いでおり、落ち着かなかった。
おっちゃんたちは先に出て行ったが、長居する気もなかったので、
お会計を済ませ店を出た。
(どうやら、おっちゃんたちはPM3時くらいから飲んでいたようなことを、
店の方たちが話していました。つか、カレンダー上は平日っすよ。笑)

そして、宿に帰ったが、やることも無かったので、
近所にあった焼酎バーに行ってみることにした。

2軒目はかなりの種類の焼酎を取り揃えている焼酎バー
とのことで、楽しみにして行ったのだが・・・・・・

カラオケ屋の1階が店舗となっていて、入った瞬間に、
「カラオケですか?」と聞かれ、「?」と思いつつも、
焼酎飲みに来たことを伝えると、1階のバーに通された。

・・・・・・だ、だれもいない。。。。
だだっ広い店内に、客もいないし、カウンターに店員すらいない。

とりあえず、カラオケ屋の方から店員が出て来て注文をとっていったが、
焼酎とつまみをたのんだはずなのに、まったく、つまみが出てこず、
あっつーまに、1杯目の焼酎がカラになった。

しょうがないので、2杯目を頼む際に、つまみのことを聞くと、
「あ、いま、やってますぅ。」と、まるでソバ屋の出前。
そして、誰もいない店内で飲むという、すさまじい放置っぷり。(笑)

2杯目も終わろうかという時に、やっとつまみが出てきた。
そんなこんなしていると、地元のおっちゃんたち数人が入ってきた。

すると、いままでいなかった店員数名がバーの方に入ってきて、
ものすごい対応の良さ。あまりの変わりっぷりに笑うしかなく、

「だめだ、コリャ」

と、いかりやの長さんばりの思いをもちつつ、会計をしてもらい、店をでた。
いつかまた、屋久島に来るとしても、もう、あの店には行かないと思った。
(ある意味、すげぇっちゃ、すげぇけど、個人的には「だめだ、コリャ」でした。笑)

そして、宿に戻って、風呂に入り、まもなく、就寝。

おやすみなさい。

 

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